数学の苦手な文系の人は数学史という手も
文系の人に教科書通りの群論の話を展開してもなかなか伝わりません。
歴史好きな人であれば、こちらの本を試してみましょう。
どうも文系の人は、
・誰が
・どういう流れで
・何をやったのか
というセットのほうが理解しやすいらしい。
いきなり「アーベル群」の説明をしても全くダメなんですが、
・アーベルはどういう人で
・アーベル以前にどんな問題があって
・アーベルはそれをどのように解いたか
という流れにするとスッと入っていく。
頭の中で「人物」がキーになっているようです。
そのキーをもとに情報を取り出していく。
逆に理系の人はあまり数学史に興味を持たないような気がします。